自分サイズの老後暮らし🌼

自分らしくシンプルで気ままな暮らしを目指す雑記ブログです

在宅介護 介護サービスにどこまで頼れるのか

ここ最近、両親の事でバタバタして

いました。

認知症はかなり厄介です。

在宅で、介護サービスを受けながら

最後まで過ごす。

施設に入らなくても大丈夫。

社会学者の上野千鶴子さんもおっしゃて

ますね。ですが…。

 

それはどうかなと。

私は今まさに認知症の状況を

リアルタイムにみています。

毎日介護ヘルパーさんが訪問して

下さっていますが、毎回

「あなたはどなたですか」から始まります。

それだけ聞くと、なんだかほほえましい

ような感じもしますが、

時には、「ドロボー!」と大きな声で

叫んでいます。

こんな人が隣に住んでいて、朝晩騒いで

いたとしたら、どうしますか?

認知症だから仕方がない」

と、いつも笑っていられますか?

 

置いてある食べ物を、片っ端から

食べて、残りをタンスに隠し、

口の中にはまるでリスのように

食べ物が残っていて。

もうびっくりです。

本人は何もわかっていません。

もちろん人によって認知症の症状

も様々だそうですが。

 

在宅介護となると、一軒一軒まわるわけ

ですが、家の状況もそれぞれですよね。

例えば、家事援助で洗濯する場合、

洗濯機の機種、干す場所、洗濯物を

片づける場所、洗濯の内容、洗剤の種類

すべて違います。

それをすべて把握しなければなりません。

そして、想定外の事もたびたび起こります。

どう考えても、一軒一軒は非効率すぎます。

効率を求めなければ、原資はすぐに枯渇

します。

これからますます高齢者は増え続け

(私も含めて)、みんなで「在宅だ~!」

と叫び続けた場合、

間違いなくパンク(もうすでにかも)です。

 

そんな事より、私は子供たちの方が

気になります。

団体での生活も必要だとは思いますが、

子供がのびのびと個性を伸ばせるような

そして安心な環境が大事だと思います。

もっとそちらを考えたい。

私個人の意見としては、年寄りが

はびこる社会に未来はないと思っています。

消えてなくなる事は難しくとも、

年寄りなんだから仕方ないと

開き直るのはどうなのかと。

 

私は、子供の頃から団体生活が苦手で

ずっと生きてきました。

でもそれなりに自分で何とか生活をして

きました。しかしそれは、自分の事

は、自分で出来るからでした。

それまでですよ、自分本位で生きられるのは。

多少のお願いはしても、とは思いますが、

それ以上はやっぱりただの困った人です。

いろいろうんちくを並べても、ただの

厄介者です。

 

いさぎよくあきらめて団体生活でも

なんでも受け入れるか、尊厳死

確立されればそれを選ぶか。

私はどちらかにします。

 

正直に言えば、私だって最後まで

在宅で生活し、さようならしたいです。

ではどうしたら。

結局、経済的な事が一番ですが、

(要するにお金がたくさんある事)

それでは身もふたもないので

何とか他に方法はないか、

実際に今経験している事を

踏まえ、考えていきたいと思います。

 

同じような考えの方と本当はサークルでも

作りたいなー。

うーん。

どうしましょう。

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2018年の江戸川花火大会です。

今年はやっぱり中止なんですね。

さみしい。